大人の虫歯

投稿日:2016年8月29日

カテゴリ:大矢歯科ブログ

「特に痛い歯もないし、歯医者に長く行ってない」という方、以外に多いです

よね。

「痛みがないから…。」この考え方は、非常に危険です。

統計からも、成人の約9割の方は、虫歯を持っていて、特に40歳以上になると

増加傾向になっています。

大人の虫歯の特徴

詰めた物、被せた物の下からの虫歯(二次カリエス)

子供から10代に治療していた詰め物、被せ物の隙間から、再び虫歯菌が入り

再発してしまう。年数経過により、処置した箇所の劣化も原因。とくに発見し

にくい事が多いです。

歯肉(歯茎)が下がり虫歯に(根面う蝕)

加齢や歯周病により、歯茎が下がり、歯の根本が露出してきます。

根の部分は、非常に柔らかい材質のため、虫歯になりやすく、進行がはやい

のが特徴です。

神経処置をした歯(抜随した歯)

虫歯治療の中で、神経を抜いた経過のある歯は痛みを感じないため、再発した

虫歯に気付かず、結果的に歯を失う事もあります。

親知らずの歯が原因での虫歯

真っ直ぐに生えず半露出した親知らずなどがある場合、菌の繁殖により、手前の

歯にも虫歯を作ってしまう場合があります。

 

残念ながら、大人になってからの虫歯は、歯を喪ってしまうほど、致命的な

ケースになりやすいため、日頃から歯のケアはもちろん、

定期的に歯科医院を受診して頂き、現在どような歯の状態か、また今後起こり

うる事、虫歯を防ぐための歯磨きの方法などを確認して頂く事をおすすめ

します。

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