唾液の働き1

投稿日:2016年9月24日

カテゴリ:大矢歯科ブログ

前回の8020運動の時に、唾液分泌の促進を軽く紹介しましたが、 今回から数回に分けて、唾液と口の関係について書いてみたいと思います。 口の中で絶えず分泌されている唾液ですが、私たちが生活していく上で、非常に重要な役割を果たしています。

まず唾液とは、
耳下腺、顎下腺、舌下腺と呼ばれる大唾液腺(下の図参照)と、口の粘膜に無数に分布する小唾液腺から分泌される体液で、1日約1ℓから1.5ℓ位の量となります。唾液腺の働きにより、絶えず新しいものと古いものが入れ替り、一定の湿潤を保っています。

daeki成分のほとんどは水分ですが、
人間の健康を保つ上で、大切な成分が含まれています。水分:99%以上。無機成分:ナトリウム、カリウム、リン、カルシウムなど。有機成分:アミラーゼ、IgA、ラクトフィリン、リゾチームなど。
*この成分の実際の働きについては、次の回にお話します。

種類には、漿液性唾液と粘液性唾液の2つがあり、漿液性は、サラサラとした液状で、副交感神経(リラックスした時)活動時に耳下腺から多く分泌されます。 楽しんで食事が出来、よく噛んで食べる事により、多くの漿液性の唾液が分泌されます。消化にも役立てます。粘液性は、ネバネバした粘着性で、交感神経(活動時の疲れ、ストレス)活動時に、舌下腺などから分泌されます。粘着性から想像出来る通り、納豆などにも含まれるムチンというたんぱく質の成分を含み、粘膜の保護する働きをします。唾液の分泌する量は、上記の副交感神経と交感神経の複雑な働きにより影響されます。

次回は、実際の唾液の働きについて、記したいと思います。

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